文法 〜らしい(典型)
意味:本当に〜だと感じる、〜のイメージと同じ
接続:名詞:+らしい
例文
・今日は、春らしいに暖かい日でしたね。
・私は女性らしい服はあまり着ません。
・たかしさんはいつも元気で、本当に若者らしいです。
・久しぶりに会ったみかさんは、本当に母親らしくなっていました。
・最近雨らしい雨が降っていません。
ポイント
「〜らしい」の使い方(ここでは③を扱っています。)
①伝聞(人から聞いたこと、テレビなどで見たことなど)
ニュースで言っていましたが、明日は雪が降るらしいですよ。
田中さんが仕事を辞めるらしい。
②推測(感じたり見たり聞いたりして思うこと)
いつもみたいに元気じゃない。田中さんは調子が悪いらしい。
フランスのガイドブックを持っている人がいる。フランスに旅行に行くらしい。
③典型(イメージと同じ)
い形容詞と同じように変形する。
子どもは子どもらしく、外で遊びなさい。
あの子は難しい本をいつも読んでいて、子どもらしくないね。
「〜らしい」(典型)と「〜みたい」「〜よう」の違い
今日は夏らしい日でしたね。 → 今日は夏。
今日は夏のような(/夏みたいな)日でしたね。 → 今日は夏ではない。
練習
どちらが正しいですか?(解答は下)
- もう春なのに、今日はとても寒くて冬(みたいな?らしい?)天気でしたね。
- 子どもは子ども(みたいに?らしく?)外で遊びなさい。
- 父は大切なカメラが壊れて、子ども(みたいに?らしく?)泣いていた。
- 私は子どものときから病気(みたいな?らしい?)病気をしたことがない。
- もう大人なんだから、シンプルで大人(みたいな?らしい?)服を着たらどうですか?
- 子どもが悪いことをしたときは、親(みたいに?らしく?)厳しく教えなければいけない。
- いつもは明るいのに今日は暗い顔をしていて、田中さん(みたい?らしく?)ないね。
解答
- みたいな
- らしく
- みたいに
- らしい
- らしい
- らしく
- らしく